アンジェラ・アキ、10年ぶり再始動「4年近く時間を費やしてきました」
シンガー・ソングライターでミュージカル音楽作家のアンジェラ・アキ(46)が10日、東京・有楽町の日生劇場で楽曲を手掛けたミュージカル「この世界の片隅に」の開幕記念会見に出席した(30日まで)。 【写真】ミュージカル「この世界の片隅に」の原作者、こうの史代さんと対面したアンジェラ・アキ 主演は昆夏美(32)と大原櫻子(28)のダブルキャストで9日に開幕。こうの史代の同名漫画が原作で、太平洋戦争下に広島県呉市で生きるすずを演じる。 2014年に渡米し、米国の音楽大学で作曲を学び直したアンジェラは同作で10年ぶりに日本での音楽活動を再始動し、全編の楽曲を手がけた。「4年近く時間を費やしてきました。ピアノと一人で向き合って作ってきたものが演者さんの声を通して新しいものに生まれ変わった」と感激したようす。 昆は「昨日お客さまの前で歌ったときに、すごく没入感のある曲が多いなと思いました」と言うと、大原は「初めて聞かせていただいたときに涙が止まらない感動があって、どこか懐かしい感じが曲から引き出されます」と絶賛していた。