夢はロイヤル・バレエ団で踊ること。「リトル・ダンサー」がデジタルリマスター版でリバイバル
イギリスの炭坑町に暮らすビリー少年が抱いた、無謀とも思える夢「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊ること」。それはやがて家族の希望となる──。不朽の青春映画「リトル・ダンサー」(2000)がデジタルリマスター版となって、10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開。ティザービジュアルが到着した。 監督はこれが長編映画デビュー作となり、のちに「愛を読むひと」(2002)「めぐりあう時間たち」(2008)「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(2011)などを送り出すスティーヴン・ダルドリー。 ビリーを演じたのは当時13歳で、2000人の候補者から選ばれたジェイミー・ベル。バレエを習うことに反対する父親への怒りをはじめ、さまざまな感情をダンスに乗せて表現し、カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品として上映されるや否や、無名の少年が一夜にしてスターに! と称賛された。 ビリーにバレエの楽しさを教える先生には「ハリー・ポッター」シリーズのジュリー・ウォルターズ、父親には「マーベルズ」のゲイリー・ルイスが扮し、世界的バレエダンサーのアダム・クーパーが特別出演。さらにT・レックス、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの楽曲使用もポイントだ。鮮やかに甦った映像で、再び感動を味わいたい。
「リトル・ダンサー デジタルリマスター版」
監督:スティーヴン・ダルドリー 脚本:リー・ホール 製作:グレッグ・ブレンマン、ジョン・フィン 撮影:ブライアン・トゥファーノ 編集:ジョン・ウィルソン 音楽:スティーヴン・ウォーベック 振付:ピーター・ダーリング 出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー 2000年/イギリス/111分/カラー/ビスタ/5.1ch 字幕:戸田奈津子 配給:シンカ G 映倫番号(S-3733) © 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd. 公式サイト:https://synca.jp/littledancer2024/