前田健太2回7失点で降板も、打線が15安打11得点の猛攻で首位ガーディアンズに打ち勝つ
◆米大リーグ ガーディアンズ7―11タイガース(7日・米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド) 【写真】ベンチでうなだれる前田健太 タイガースの前田健太投手が7日(日本時間8日)、敵地のガーディアンズ戦に先発し2回6安打7失点で今季最短の降板となった。9人中左打ちバッターを8人並べたガーディアンズ打線に対し、初回慎重にいきすぎたのか珍しく2四球を与えた2死一、二塁で5番ブレナンに低めのスプリットをすくいあげられ逆転の中越え二塁打を許した。 2回も四球がからみフロリアルとラミレスに適時打を浴びて同点。4番J・ネーラーに直球を右翼席に勝ち越し2ランを浴びた。7失点は昨年4月26日ヤンキース戦の10失点以来の大量失点で防御率は6・75となった。 しかし、この日はタイガース打線が活発で1番イバネスが初回先頭打者アーチ。逆転された2回にはバエスが同点のタイムリーを放ち、イバネスが2打席連続となる2号3ラン。3回にも2点を返しで前田の黒星を消した。4回に併殺打の間に勝ち越すと終盤にも計3点。投手陣も3回以降4投手が3安打無失点に封じて逃げ切った。 前田は1日カージナルス戦、6回4安打1失点で初勝利を挙げた際には「スライダー、スプリットをしっかり投げることができた。相手のタイミングを外すのがボクの持ち味なのでそれが出せた」と話していた。
報知新聞社