スズメバチ早くも活発化 巣が大きくなる前に…軒先や植木鉢などチェック「大きかったら業者に依頼を」
早めの対策が安全につながる
「娘も小さいので早めに駆除してもらいたいと思ってお願いした」乳児を抱く母親の視線の先にあったのはゴルフボールほどの大きさのアシナガバチの巣。 今は女王蜂が1匹で巣作りをしている段階で、まだそれほど大きくないが、放置すると働き蜂の羽化が始まり、巣はどんどん大きくなってしまうという。 佐藤さんはここでは市販のスプレーを使って駆除。巣が大きくなる前であればあるほど、駆除の手間は少ないという。ただ、大きくなるにつれて駆除の際の危険性は増すため、子供の拳より大きい巣は専門業者に駆除を頼んでほしいと話す。
巣が作られやすい場所とは
心配なのは、自宅の周りに危険なハチの巣ができていないかどうか。佐藤さんに注意すべき場所を教えてもらった。ハチの巣が作られやすい場所は、雨風をしのげて直射日光が当たらない静かな場所。例えば、軒下や植木鉢、エアコンの室外機や換気扇のダクトの中などだ。巣の場所が分からないが、ハチの姿が見えるときは、ハチ用の駆除エサ剤を置くことも有効だという。 梅雨を挟み、スズメバチの巣はどんどん大きくなる。駆除が簡単な今の時期に対策しておくのがおすすめだ。(トップ画像は「スズメバチハンターのハチ駆除ちゃんねる【終末殺蜂家】」提供)
仙台放送