【福岡ボート・GⅢマスターズリーグ】香月大介 息子と一緒に成績を上げたい
<25日・福岡ボート・初日> 地元で燃えている。香月大介(55)=福岡=は4月以来、半年ぶりとなる当地参戦。今期(5月~)は7月にFを切ってから武器であるS速攻が鳴りをひそめて苦しんでいるが、勝手知ったる庭の当地なら話は別。今期最終戦をいい形で終えるべく意気込んでいる。 現在勝率は3.70と低迷しているが、このままでは終われない。それもそのはず、今期から134期生としてデビューした愛息の大輝のためにも、道しるべとならなければならないからだ。「息子のデビューはやっぱり励みになっていますね。親としても先輩としても、やれるところを見せないと」 この気持ちを後押しするように機力も好ムード。近況上り調子の61号機に手応えを感じ取っている。「起こしは少し回転不足で重いけど、全速になれば足は全く問題ない」。8月のマスターズリーグではまくり連発で節間3勝をマークと、代名詞の破壊力に衰えはない。「息子と一緒に成績を上げていかないとね」。機力に気力も充実の今節は必ずや本来の姿を披露してみせる。(森 大輔)