映画「十一人の賊軍」に尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音ら出演 北米、ドイツ語圏での配給も決定
俳優の山田孝之、仲野太賀がダブル主演する映画「十一人の賊軍」(白石和彌監督、11月1日公開)に歌舞伎俳優の尾上右近、元モーニング娘。の鞘師里保らが出演することが4日、分かった。 東映の名作映画「仁義なき戦い」シリーズ(1973年~)などを手掛けた脚本家の笠原和夫さんが64年に執筆した幻のプロットが、60年の時を経て、白石監督をはじめ「孤狼の血」のスタッフが映画化。戊辰戦争で、新発田(しばた)藩(現在の新潟県)で繰り広げられた奥羽越列藩同盟軍への裏切りの逸話を題材に、11人の罪人たちが「決死隊」として砦(とりで)を守る任に就く集団抗争時代劇だ。 命懸けの戦いに挑む罪人集団のキャストは山田、仲野、右近、鞘師のほか、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力の計11人。さらに罪人たちの運命を左右する登場人物を野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲらが演じる。世界的ヒットを視野に入れ、すでに北米とドイツ語圏での配給が決定している。
報知新聞社