適切なオファーであれば売却も視野に? チェルシーのストライカーを巡ってフラム、ウルブズらが争奪戦か
後任ストライカーの獲得は関係なし
チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)は1月にチェルシーを離れる可能性があるようだ。 英『The Athletic』によると、チェルシーはブロヤを完全移籍で退団させることに前向きであるという。怪我をしてしまったFWクリストファー・エンクンクの復帰も近づいており、1月や夏の移籍での後任となるストライカー獲得ができなくても、ブロヤ売却を考えているようだ。 チェルシーは適切なオファーであれば、1月の移籍にも応じる意向であり、同選手の獲得にはフラム、ウルブズ、ウェストハムといった複数のプレミアクラブが関心を示しているとのこと。 ブロヤはチェルシーのユース出身であり、2020年3月のプレミアリーグ、エヴァートン戦にてトップチームデビューを果たす。その後はオランダのフィテッセ、サウサンプトンへのレンタル移籍を経て、昨シーズンより復帰。 しかし、シーズン後半に右膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、全公式戦18試合に出場し1ゴール1アシストに留まった。今シーズンも序盤は怪我の影響で出遅れてしまった同選手は、新加入のFWニコラス・ジャクソンの存在もあって、安定した出場時間を確保できていない。 ここまでは公式戦17試合に出場し、2ゴール1アシストを記録しているがプレイ時間は616分と少ない。ジャクソンとエンクンクより序列は低く、ストライカー獲得の噂の絶えないチェルシーでは定位置確保を狙うのは難しいだろう。 複数のプレミアクラブから関心を集めるブロヤの1月の去就に注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部