RIZIN47のカードを発表する榊原CEO（RIZIN　FF提供）

　格闘技イベントRIZINは19日、6月9日に開催される「47」（東京・国立代々木第1体育館）の対戦カードとして、堀口恭司対セルジオ・ペティス、クレベル・コイケ対フアン・アーチュレッタ、カルシャガ・ダウトペック対関鉄矢を発表した。 　堀口は2021年12月のベラトールバンタム級タイトルマッチでKO負けを喫した因縁の相手とのリマッチに臨む。現在はフライ級に転向し、昨年大みそかに神龍誠に勝利しRIZIN初代フライ級王者に輝いた。榊原信行CEOは「ペティスは強敵ですが、堀口選手も負けたバンタム級でOKということなので。日本で戦ってくれるペテゥス選手にも敬意を表したい」と話した。 　クレベルは昨年6月の鈴木千裕との防衛戦で自身の体重超過でRIZINフェザー級の王座をはく奪され、9月には金原正徳に判定負け。それでも大みそかには斎藤裕に一本勝ちして健在を示した。アーチュレッタは昨年7月に扇久保博正を破りRIZINバンタム級王座を奪取。こちらも大みそかの朝倉海戦で体重超過により王座はく奪され、試合でもKO負けを喫した。クレベル対ケラモフが難しい状況となっているなか、かつてフェザー級に実績のあるアーチュレッタが対戦相手に浮上。注目のカードが実現した。 　またRIZINデビュー戦で朝倉未来を苦しめ、現在6連勝中と勢いのあるカルシャガ・ダウトベック対関鉄矢も発表された。