『らんま1/2』山口勝平、林原めぐみ、日髙のり子ら出演 制作はMAPPA、OPテーマはanoに
高橋留美子の原作漫画を完全新作的アニメ化した『らんま1/2』が、10月5日24時55分より日本テレビにてスタート、放送直後よりNetflixにて独占配信されることが決定した。 【写真】女になって胸を確認するシーンのらんま(PV場面カット) 『うる星やつら』『めぞん一刻』『犬夜叉』『境界のRINNE』『MAO』で知られる高橋が、『週刊少年サンデー』1987年36号から1996年12号で連載した格闘ラブコメディーを新たにアニメ化する本作。高橋は2017年に全世界コミックス累計発行部数2億冊を超え、2018年にアメリカのウィル・アイズナー漫画業界賞(The Will Eisner Comic Industry Award)」にて「コミックの殿堂(The Will EisnerAward Hall of Fame)」入り、2019年にフランスのアングレーム国際漫画祭の最優秀賞受賞、2023年にはフランス政府から芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受勲している。 制作を務めるのは、『呪術廻戦』『チェンソーマン』で知られるMAPPA。『ONE PIECE』『DAYS』の宇田鋼之介が監督を務め、『ダンジョン飯』『うちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~』のうえのきみこがシリーズ構成、『クラゲの食堂』『パンチライン』の谷口宏美がキャラクターデザインをそれぞれ担当する。 さらに10名のキャスト情報が発表。早乙女乱馬役を山口勝平、らんま役を林原めぐみ、天道あかね役を日髙のり子、天道なびき役を高山みなみ、天道かすみ役を井上喜久子、天道早雲役を大塚明夫、早乙女玄馬役をチョー、響良牙役を山寺宏一、シャンプー役を佐久間レイ、ナレーション役を緒方賢一がそれぞれ演じる。 また、オープニングテーマをanoが担当することが決定した。 公開された第1弾PVは、作品を象徴するスポットである呪泉郷の風景から始まる。「あいつらが帰ってきた」というテロップが表示されると、早乙女乱馬とらんまによる「待たせたな!」という呼び掛けが入る。PVの前半では各登場キャラクターにスポットが当たりつつも、『らんま1/2』のイントロダクション的な内容が描かれていく。さらに、天道あかね、早乙女玄馬、天道早雲、天道かすみ、天道なびきのキャラクターボイスも聞くことができる。 PVの後半では、あかねの「キャー!」という叫び声とともに、一気にテンポが加速。各キャラクターが乱馬を呼ぶ声が重なっていき、作中で描かれるさまざまなシーンが垣間見える。 あわせて公開されたキービジュアルでは、完全新作的アニメ『らんま1/2』の登場キャラクターが大集合している。 早乙女乱馬役の山口、らんま役の林原、天道あかね役の日髙、そしてanoからはコメントも到着した。 ■コメント ・山口勝平(早乙女乱馬役) わーーーっ! こりゃもう一体、何のご褒美なんだろ!? またこのメンバーで『らんま1/2』を演れるなんて! 待っててくれたファンの皆さま、 そしてチャンスをくれたスタッフの皆さま 本当にありがとう!!!! 喜びと感謝の気持ちを早く伝えたかったのですが、 やっと報告できますー!! 『らんま』は僕のルーツ! 乱馬を演じる一瞬一瞬を大切にして、 声優人生、「乱馬に始まり乱馬で終わる!」 くらいの覚悟で演らせていただきます!! ・林原めぐみ(らんま役) かつて35年前。キャストが発表された頃、まだ新人だった私に「誰だおまえは!」とか「すぐ降りろ!」とか文句言ってきたファンレター。放送3か月くらいで「ぴったりです」とか「面白いです」とか、謝罪の手紙も沢山届きました。さあ時代はSNS。文句も賛否も飛び交う事でしょう(笑)「かかって来いってんだ。全部ぶちのめしてやっからよ!」と脳内で赤いおさげが申しております。「落ちつけらんま……」スタジオ! やばいくらい楽しいよ。 ・日髙のり子(天道あかね役) もう一度『らんま1/2』にあかねちゃんとして参加できるだなんて! 私にとって声優活動 40 周年を迎える節目の年に、このようなお知らせができることが嬉しくてたまりません。完全新作として第1話から制作するということで、家族のようなチームワークのキャスト陣と共に、原作の魅力を余すことなく表現できるよう頑張ります。これまで『らんま1/2』を愛してくださった方も、今回初めてご覧になる方も、どうぞご期待ください! ・ano 本作の印象 出てくるキャラクターがみんな個性的で、らんまとあかねのやりとりが素直じゃなくてすごくかわいいなと思いました。 水をかぶったらパンダになっちゃったりするのも羨ましいです。 オープニングテーマを担当することへの意気込み たくさんの方々に愛されている作品のオープニングテーマを担当させて頂き光栄です。 『らんま1/2』の世界観に沿った楽曲を制作しておりますので楽しみにしててください。
リアルサウンド編集部