中国が約2割を占める輸出額

去年から中国への輸出ができなくなっていたニシキゴイについて、約1年ぶりに再開できる見通しになりました。年々、海外での需要が高まっているため、県内の養鯉関係者は、さらなる輸出量の拡大を期待しています。 【動画】約1年ぶりニシキゴイの中国への輸出再開へ－中国が約2割を占める輸出額【新潟】 ニシキゴイをめぐっては、輸出に必要な検疫を実施する県内の施設などについて、中国当局が更新手続きを進めなかったことで、去年11月から中国への輸出ができなくなっていました。農水省によりますと先週、中国が新潟や福岡など6カ所の養殖場を検疫施設として認めたことから、約1年ぶりに輸出再開の見通しがたったということです。 泳ぐ宝石とも言われる『ニシキゴイ』は、富の象徴として中国でも人気があり、2022年の輸出額は12億円にのぼり、国別でみると中国が約2割を占めています。輸出が再開できる見通しとなり、県内の養鯉関係者はー ■全日本錦鯉振興会 瀬沼務事務局長 「今までの輸出が承認される前に、まず(輸出量が)戻るというのが1番。輸出額の約2割が中国依存になっているので、これから中国の市場がさらに伸びていければいいな。」 県内でも4カ所の養殖場が、すでに輸出の承認を受けているということです。