【女子ゴルフ速報】臼井麗香が6バーディー奪う猛攻で急浮上 今季2勝の鈴木愛が痛恨トリプル
注目のママさんプロ、神谷和奏は苦しい戦い
◆国内女子プロゴルフ<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 4月5~7日 石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県) 6535ヤード・パー72> 【動画】おおおおおお…! ギャラリーからも拍手喝采 臼井麗香が魅せた初日の“衝撃”ティーショット これが実際の映像です
今季初めて関東で開催されているJLPGAツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」2日目は、前日よりは暖かくなったものの花曇りの中でスタート。ジワジワとスコアを伸ばす選手が続出している。
早いスタートのアドバンテージを生かすかのようにバーディーを重ねているのが臼井麗香だ。1オーバー41位タイでアウトのトップスタートから、13番までに6バーディー、2ボギー。スコアボードをスルスルと駆け上り、通算3アンダー10位タイまで浮上した。 首位は5アンダーで上田桃子(4H)、佐久間朱莉(4H)、阿部未悠(5H)、穴井詩(5H)。1番でグリーン手前からチップインイーグルを決めた木村彩子(8H)、ディフェンディングチャンピオンの山下美夢有(7H)、イ・ミニョン(5H)、脇元華(4H)が1打差で追走している。 今季すでに2勝している鈴木愛は、3アンダー5位タイでこの日に臨んだが、5番で痛恨のトリプルボギー。通算イーブンパー30位タイ(6H)に後退している。 ツアー制施行後初めて出産してからプロテストに合格したデビュー戦の神谷和奏は、1アンダー19位タイでスタートしたが、1番、2番連続ボギーの後、4番、5番、7番とスコアを落として苦戦している。8番を終えて通算5オーバー70位タイと、予選通過が気になる状況になってきてしまった。
臼井 麗香(うすい・れいか)
1998年12月7日生まれ、栃木県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻している「黄金世代」の一人。2018年にプロ入り。24年「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で黄金世代14人目の初優勝を飾った。愛称は「レイチェル」。
小川淳子(ゴルフジャーナリスト)