鈴木聡美が200メートル平泳ぎ予選も1位で準決勝へ 33歳、競泳日本勢で史上最年長五輪代表が好調維持、悠々突破も反省口に【競泳・五輪選考会】
◆競泳・パリ五輪代表選考会 第5日(21日、東京アクアティクスセンター) 女子200メートル平泳ぎの予選があり、100メートルでパリ五輪代表を内定させた鈴木聡美(ミキハウス)=福岡県遠賀町出身=が2分25秒80の全体1位で同日夜の準決勝に進んだ。競泳の日本勢では史上最年長での代表を決めた33歳が、200メートルでも変わらず好調を維持している。 ■SNS騒然「合成…じゃないよね」橋本環奈が降臨【写真】 早いピッチのストロークで序盤から首位を独泳すると、そのままトップを譲らなかった。それでも自身に厳しい鈴木は「積極的にレースができればと思っていたが、最後の50メートルで『まだ予選なんだな』というワードが少し浮かんでしまい、(追い込みきれずに)最後は自分に負けてしまったような感じになった。そこは良くなかった。ただそれでも、25秒台で泳げたのは、今までの練習が生きているなと思う」と反省と手応えをにじませた。 19日の100メートル決勝で五輪代表を内定させた後は、多くの祝福メッセージが届いたという。「きょうの朝もSNSを確認したら、ずっと通知が止まっていなかった。それだけたくさんの方に見ていただけて、いろんな方から連絡をいただけた。本当にありがたい思いでいっぱい」と感謝した。サポート、応援してくれる人のためにも、200メートルでも切符を勝ち取る決意だ。
西日本新聞社