安倍昭恵さん、トランプ夫妻と3ショット メラニア夫人がX投稿 米国の私邸で非公式夕食会か
トランプ次期米大統領のメラニア夫人は15日(日本時間16日)、自身のX(旧ツイッター)を更新し、訪米中の安倍晋三元首相夫人の昭恵さんを、フロリダ州の私邸「マール・ア・ラーゴ」に迎えたことを明かした。 【写真】トランプ次期米大統領、メラニア夫人との3ショット トランプ氏と自身の真ん中に、黒いドレス姿の昭恵さんが写った写真をXに投稿。「安倍昭恵さんをマール・ア・ラーゴに再びお迎えできて光栄です」「安倍氏や安倍氏の功績を懐かしく思い出しました」と記した。トランプ氏はサムアップのポーズで、3人とも笑顔をみせている。昭恵さんはトランプ夫妻との非公式の夕食会に招かれたとみられている。 安倍氏とトランプ氏はともに国のトップ在任中、緊密な盟友関係を構築した。昭恵さんも、トランプ氏やメラニア夫人と何度も会っており、「マール・ア・ラーゴ」で行われた夕食会にも、安倍氏と出席している。CNNは、安倍氏が2022年に銃撃され命を落とした後、トランプ氏が昭恵さんに定期的に連絡を取るなど気にかけてきたと報じており、今回の面会は日本政府を通じたルートではなく、双方の個人的なやりとりで実現したとみられている。 昭恵さんは今回、民間人の立場でトランプ氏と面会する形になったが、石破茂首相は今年11月、南米を訪れた後のトランプ氏との会談を模索したものの、就任前にはどの外国首脳とも面会しないというトランプ氏側の方針で、実現しなかった。ただ、その後、トランプ氏は、カナダのトルドー首相やフランスのマクロン大統領といったG7首脳と面会している。林芳正官房長官は12日の会見で、昭恵さんとトランプ氏の面会報道について、日本政府として把握している状況や政府の関与を問われて「ご指摘の報道は承知しているが、政府としてコメントする立場にはないと考えている」と述べるにとどめていた。