“頂き女子”の手口で詐欺か 恋愛感情を利用し6人の男性から計845万円をだまし取った罪 男性だます“境遇”と“甘い言葉” 被害男性語る巧妙やりとりとは・・・
加藤被告(LINEでのやりとり):「お金なんとかして貸すことしか難しいんだよなって、、」 被害男性(LINEでのやりとり):「貸すんじゃ無くて返すのが難しいから欲しいってことかな?」 加藤被告(LINEでのやりとり):「欲しいというか、そうだね」 お金を「借りる」のではなく「欲しい」とお願いしてきたのです。男性が「さすがに…」と抵抗を示すと・・・ 被害男性: 「信用してもらうために婚姻届書きますと(加藤被告が)言ってきて」 加藤被告から婚姻届を書くことを提案してきたといいます。 しかし、約束の日。加藤被告は婚姻届を持ってきませんでした。 被害男性: 「学生証と住んでいるマンションの契約書の原本を持ってきたので写真撮った。そこまでして、さすがに逃げることはないだろうなと思った」 結局、男性は現金50万円を渡してしまったといいます。
その後、言い訳を繰り返し男性と会うことを避け音信不通に。その裏で加藤被告はだまし取った金を交際相手のホストへ貢いでいたとみられます。 4日に開かれた裁判。 検察がこの男性の他2人から金をだまし取った罪ついて起訴状を読み上げると、加藤被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
裁判を傍聴していた男性は。 被害男性: 「起訴事実は認めたのでそれはよかったと思います。やったことがやったことなのでそれなりの刑にはしてほしいなと思う」 検察によると他にも同様の罪で追起訴される見通しで、次回裁判は来年1月23日の予定です。