金武町で10月19日、初の大綱曳 800人総出で綱作り、“本場”から助っ人も 沖縄
【金武】10月19日に開催予定の第1回金武町大綱曳に向けて8月24、25の両日、町内各区から800人余りの町民が参加して、子ども綱曳などに使用する綱を作った。 出た!うるま市で1等3000万円
今回の綱作りでは、金武町大綱曳常任委員会の役員を中心に東西に分かれて、ミッチャイアーシ綱(直径約10センチ、長さ40メートル)を8本と引綱8本を制作した。 ミッチャイアーシ綱は、3人で息を合わせ、掛け声を張り上げながら力強く編み込んでいっった。男手が必要で各区の成人会を中心に、交代しながら制作した。 使用する稲わらは金武町屋嘉産。33アール分、2トントラックで4台分を準備した。綱に使用する前に、余分な葉を取り除く、しーびー取りを老人会が中心に行った。 今回の金武町大綱曳の大綱は、与那原町から譲り受けた綱を使用する。その関係もあり、綱作りにあたって与那原大綱曳の際には、金武町から与那原町へ出向き、綱がどのように作られているかを学ぶ研修も行って準備してきた。 今回実施した綱作りには、与那原町から40人が綱作りの指導員として参加した。ミッチャイアーシ綱の編み方を指導するなど綱作りに協力した。
今後は、テービーの制作、各区で制作中のトゥール、ガーエーの準備作業や合同練習が予定され、大綱曳本番に向けて機運が高まってきている。 (糸村昌敏通信員)
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