2018年度後期のNHK連続テレビ小説「まんぷく」で神部茂を演じた瀬戸康史さん

　安藤サクラさんが主演を務めた、2018年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「まんぷく」の第95回が、NHK BSとBSプレミアム4Kで1月25日に再放送され、瀬戸康史さん演じる神部の言動に視聴者の注目が集まった。 【写真】「まんぷく」“タカちゃん”が成田凌の“都合のいい女”に！？

　「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福（ももふく）さんとその妻、仁子（まさこ）さんの半生がモデルのドラマ。萬平（長谷川博己さん）と福子（安藤さん）の“萬福（まんぷく）夫婦”の歩みを描く。

　第95回では、外でラーメンを食べ歩いて、研究に没頭する萬平は、作りたいラーメンの条件が固まってくる。まずおいしいこと。次に安いこと。そして、一番大切なのが簡単に作れること。しかし、そんなラーメンが作れるのか見当もつかない。福子も一緒に考えるが、思いつくのはパッとしないアイデアばかり。話を聞きつけた神部も手伝いたいと願い出る。

　萬平の前で「僕は萬平さんが新しくもの作りを始めたら、絶対に手伝おうって決めてたんです」と熱意を見せる神部は、妻であるタカ（岸井ゆきのさん）も、自分が萬平のことが大好きなのは「知っている」とし、萬平と福子が引き気味なのも気にせず「ほんまなんです。ほんまに大好きなんです！」と、改めて“萬平愛”と“萬平ファースト”を主張した。

　萬平から「手伝ってくれ」と言われ、上機嫌で帰宅した神部を待っていたのは、タカの家族たち。にらみをきかせる吉乃（深川麻衣さん）をはじめ、克子（松下奈緒さん）、忠彦（要潤さん）、鈴（松坂慶子さん）から、タカを放って萬平のところに行ったことをとがめられると、あせる神部の耳に聞こえてきたのは、タカの泣き声だった。

　鈴は「タカがあなた（神部）に“大事なこと”を言おうとしていたのに飛び出していったって」と“涙のワケ”を説明。その“大事なこと”とは、タカの妊娠で、夏には父になることを知った神部は、驚きつつもタカを優しく抱きしめた。