フレーム切手を限定販売、ビエンナーレのギネス世界記録を記念して11月6日から日本郵便中国支社【宇部】
宇部市が誇るUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)が「最も長く続いている野外彫刻展」としてギネス世界記録に認定されたことにちなんで、日本郵便中国支社(砂孝治支社長、広島市中区)は記念のオリジナルフレーム切手を製作した。11月6日から市内の全郵便局(28局)などで300シートを限定販売する。 市の慶事を祝ってフレーム切手(B5サイズ)を作製。常盤公園彫刻の丘(野外彫刻展示場)を象徴する「蟻の城」(1962年作)、2019年の第28回展大賞作品「はじまりのはじまり」、11年の第24回展出品作「温羅(うら)」、22年の第29回展大賞作品「ディスタンス」、09年の第23回展宇部興産(現UBE)賞受賞作「Gravitation」の5作品の写真を、5枚の切手のデザインとして採用している。切手はシールになっていて使いやすく、飾っていても見栄えがする。 市内郵便局窓口で250シートを販売。50シートを郵便局のネットショップで取り扱う(11月15日から販売開始)。価格は1シート1150円(税込み)で、ネットで買う場合は送料が別途必要。 28日には、長府駅前郵便局の濵嵜浩局長、宇部琴芝郵便局の板倉猛局長、宇部則貞郵便局の五十崎良局長が市役所を訪問。篠﨑圭二市長に完成したフレーム切手を贈呈し、限定販売をPRした。 板倉局長は「数が限られているので、あっという間に売り切れてしまうかもしれない。欲しい人は早めに窓口に来てほしい」、五十崎局長は「写真の彫刻が素晴らしいフレーム切手になっている。飾って、長く大事にするのもお薦め」と話した。 篠﨑市長は、第30回展が彫刻の丘で開幕したことに触れて「開催中のビエンナーレのPRになる。宇部市の発信にも最適」と述べた。