福原遥”密子”が怒り爆発…最も怪しい”真犯人”候補とは? ドラマ 『マル秘の密子さん』第9話考察レビュー
智(清水尋也)が渡したファイルの文字が鍵?
そんな折、夏が美樹(渡辺真起子)に拉致監禁されてしまう。火事の犯人は誰なのか、そして、夏は無事に戻ってくることができるのか。美樹は「すべて奪った」ことを恨んで夏をさらったらしいので、おそらく火事とは無関係。 夏に九条開発の社長の座を奪われ、遥人も「社長にはならない」と言ったことで自暴自棄になっただけだろう。 気になるのは、智が夏に手渡した書類だ。貼られていた付箋を見て、夏は何かを気付いたようだった。特徴的な文字は、鞠子のパソコンの隠しファイルに残されていた裏金に関するメモの文字と似ている。おそらく夏はそのことを智に確かめようとしていた。 普通に考えれば、あの文字は智が書いたということになるが、夏が智の字だと気付かないわけはないし、そもそも鞠子がいた頃の九条開発では智はまだ働いていないはず。であれば、智の働く総務部の誰かである可能性が高いが…。果たしてそれは誰なのか。 思い出される坂東(黒羽麻璃央)の、「あの火事で1番得をしたのは誰なのか」という言葉。どうしても夏たち家族、特に夏と智を疑いたくなる。そこをあえて外すとすると、いま1番いいポジションに収まっているのは荻野目(石井正則)かも…? 『マル秘の密子さん』も、次回でついに最終回。どんな展開が待っていても、驚くことになりそうだ。 【著者プロフィール:あまのさき】 アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。
あまのさき