広島県福山市の飲食店で食中毒か 35人が下痢や嘔吐訴え、患者と従業員の便からノロウイルス検出
広島県福山市は12日、同市三之丸町の飲食店「中国四川料理 又来軒 福山ニューキャッスル店」で食事をした10~70代の男女35人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの食中毒症状を訴えたと発表した。入院患者はおらず、全員が快方に向かっているという。 市保健所によると、7日に福山、岡山、倉敷市などの5グループ(計49人)で店を訪れ、マーボー豆腐や海鮮サラダなどを食べた。患者と従業員の便からノロウイルスが検出されたことなどから、同店の食事が原因の食中毒と断定。12日から再発防止策が取られるまで営業禁止処分とした。