ラツィオが勝利(C)Getty Images

3位ユヴェントスと2位ミランによる強豪同士の一戦は、互いに譲らずスコアレスドローで終了。ホームのユヴェントスは、前半終了間際のヴラホヴィッチの直接FKやその直後のCK、後半開始直後のコスティッチなどビッグチャンスを量産したが、ミランGKスポティエッロにことごとく阻まれる。最後まで攻め続けるもミラン守護神の壁を最後まで突破できず、これでリーグ戦3試合連続の引き分けとなった。 鎌田大地が5試合連続で先発を飾ったラツィオは、ホームでヴェローナと対戦。鎌田も積極的にチャンスを作りつつ、ボールを保持しながら試合を優勢に進めていたが、なかなかゴールを奪えない時間が続く。それでも72分、ルイス・アルベルトのお膳立てからザッカーニが待望の決勝ゴール。1-0で勝利し、公式戦4連勝を飾っている。 その他、ナポリとローマによる白熱の一戦は2-2のドロー決着。アタランタはエンポリを2-0で下し、ボローニャはウディネーゼと1-1で引き分けた。なお優勝を決めたインテルは、トリノを2-0で下している。 この結果、2位ミランは勝ち点70、3位ユヴェントスは勝ち点65に。ボローニャは勝ち点63で4位、ローマは勝ち点59で5位、アタランタは勝ち点57で6位、ラツィオは勝ち点55で7位と、欧州カップ戦出場権争いは大混戦となっている。また勝ち点15で最下位に沈むサレルニターナは、セリエBへの降格が決まった。

セリエA第34節 結果まとめ

フロジノーネ 3-0 サレルニターナ レッチェ 1-1 モンツァ ユヴェントス 0-0 ミラン ラツィオ 1-0 ヴェローナ インテル 2-0 トリノ ボローニャ 1-1 ウディネーゼ アタランタ 2-0 エンポリ ナポリ 2-2 ローマ フィオレンティーナ 5-1 サッスオーロ ジェノア 3-0 カリアリ