女子プロ・桑木志帆がジェネシス招待練習日に潜入! タイガー、マキロイに松山……PGAツアーのスターたちを間近で見て感じたこととは?
そして続くグリーンの中にバンカーがある特徴的な6番ホール(パー3)では、ボールの止まった位置によってバンカー越えが必要になるため、マキロイは迷わずウェッジを持って右サイドから左奥に想定したピンを狙ってクラブを一閃。 するとターフを一切削ることなくスピンもしっかりとかかったボールは左奥の想定したピンに対して寄っていく。その妙技に一体どうやって打っているのか、「?」な様子の桑木は 「浅い入射角でボールだけをクリーンに打っていました。それも3球か4球まったく同じ感じで打っていましたね。どうやって打つんだろう、早く練習しに行きたいです」
そして最後にパッティングでは、タイガーと同じように姿勢に注目した。 「めちゃくちゃきれいなアドレスですよね。体を鍛えているせいもあると思いますが、ゆるみが一切なくてしっかりインパクトしていました。タイガーと同じ感じでしたね」
最後に松山英樹の登場を練習場でハンバーガーを食べながら待つ。ところが、ワクワクが止まらないようで、いち早く食べ終わり、待ちきれずに練習グリーンに向かうと松山を発見。 「松山さんは思ったよりも体が分厚くて背も大きいんですね。タイガーと同じでオーラというか雰囲気がにじみ出ていて、やっぱりマスターズを制覇したトッププレーヤーなんだと改めて感じました。パッティングもいろいろなことを試しながら、良し悪しを見極めているように見えました」 21歳の女の子らしく、マキロイやジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスらが目に入ると「カッコイイ!」を連発していた桑木だが、練習したくて居ても立っても居られなくなり、午後は早くに切り上げて自分の練習へと向かった。多くを学んだ桑木が2週間後の開幕にどんな姿を見せてくれるか期待してみよう。
みんなのゴルフダイジェスト