国鉄復刻カラーの「キハ４０」（ＪＲ北海道提供）

　ＪＲ九州は、２０２３年に肥薩線（吉松－隼人）や吉都線、指宿枕崎線が開業からそれぞれ１２０、１１０、６０周年を迎えた記念として、気動車の「キハ４０」１両を国鉄カラーとして復刻させる。一般向けのお披露目会後、３月１８日から日豊線を加えた４路線で運行する。 大きな目で鉄路を守る！　JR九州の新型多機能検測車　指宿枕崎線を試験走行

　現在、県内路線を走る「キハ４０」は、国鉄民営化に伴い白色に青色ラインのカラーに変更された。改装する「キハ４０」は１９７９年製造。鉄道ファンから人気の車種で、国鉄時代と同じ朱色とクリーム色の車体に塗り替える。 　３月１７日には鹿児島車両センター（鹿児島市上荒田町）でお披露目会を開く。午前１０時半、午後１時半からの２部制で各部先着５０人で６０分間。参加費は小学生以上５０００円。申し込みは「ＪＲ九州トラベルデスク」で検索する。