SEAdLINNNGの年内最終戦でSareeeが笹村あやめを破りBTSシングル王座を初防衛! 夏すみれと決裂した真琴が1試合のみで出戻り、さらに野崎渚と雪妃真矢の加入でラスエゴが大増員!
28日、シードリングの年内最終戦が後楽園ホールで開催された。オープニングでは南月たいよう代表がリング立ち、引退を申し出た海樹リコについて無期限休業と発表。メインイベントのシングル選手権試合の公開調印式に続き、全5試合が行なわれた。 第3試合は下田美馬&VENY&野崎渚vs夏すみれ&雪妃真矢&真琴。11・17新木場大会で夏が率いるヌードリングに加入することになった真琴は戸惑いながらの試合運びで、夏と雪妃がVENYを押さえつけるが真琴は攻撃の手を止めてしまう。決定的な勝機を逃がしたことで夏と真琴が決裂すると、真琴&VENYが結託して夏を仕留め、真琴は1試合限りでラスエゴに帰還。試合後にマイクを持ったVENYは“美人で高身長”というラスエゴ発足時の条件を満たす野崎と雪妃を勧誘し、不定期参戦の下田を含めて5人に大増員。一方、1人ぼっちになってしまった夏は松澤さんとともに引き上げていった。
セミファイナルではタッグ王座戦が消滅した中島安里紗が同期であるDASH・チサコとのタッグで、水波綾&松本浩代と激突。水波のダイビング・ギロチンからライガーボムで叩きつけた松本が、最後はロックドロップで中島にとどめを刺した。
メインイベントはBTSシングル選手権試合。タッグパートナーの海樹リコを失った笹村あやめがSareeeに挑戦を表明したことで、両者のシングル初対決がタイトルマッチとして行なわれることに。気迫の猛攻を見せる笹村だが裏投げを決めたSareeeは、続けざまにリストクラッチ式の一撃を放って完勝い初防衛を果たしてみせた。試合後は空位となったタッグ王座に話が及ぶと、次々とリングに集まる選手たち。南月は2024年からタッグトーナメントの開催を宣言すると、客席で観戦していた『FUNKIST』のボーカル・染谷西郷さんをリング上に招き、最後は全員が笑顔で集合写真に収まった。 『SEAdLINNNG~2023最終戦!~』 日程:2023年12月28日(木) 開始:18:30 会場:東京・後楽園ホール 観衆:670人 ▼第3試合 30分1本勝負 下田美馬(フリー)/○VENY(フリー)/野崎渚(フリー) 19分6秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め ●夏すみれ(フリー)/雪妃真矢(フリー)/真琴(フリー) ▼セミファイナル 30分1本勝負 ●中島安里紗/DASH・チサコ(センダイガールズ) 18分19秒 ロックドロップ→片エビ固め 水波綾(フリー)/○松本浩代(フリー) ▼メインイベント BEYOND THE SEA Single Campionship 30分1本勝負 ○Sareee(フリー) 18分31秒 変形裏投げ→片エビ固め ●笹村あやめ(2AW) ※第10代王者が初防衛に成功