コナン作者・青山剛昌さん紅白裏話 「aikoさんが曲の最後に麻酔銃撃ち、審査員席でリアクションしたけどTVに映らなかった」 古里・北栄でファンと交流会
人気漫画「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さん(61)と交流するイベント「青山剛昌先生と話そうDAY2025」が3日、青山さんの出身地・鳥取県北栄町由良宿の町大栄農村環境改善センターであった。全国から抽選で選ばれた約400人のファンが作品の魅力や青山さんの人柄に触れた。 【移転】青山剛昌ふるさと館 面積3倍 27年移転新築 コナン人気で北栄町 展示、収蔵スペース拡充
質問タイムで青山さんは、登場人物の中で憧れる名字や名前を問われ「やっぱり工藤かな。なれるならなりたい」と主人公・工藤新一への憧れを明かし、子どもの頃の正月の過ごし方には「子どもの頃は面倒くさがって初詣に行かなかったが、今は必ず行っている」と答えた。 2024年大みそかのNHK紅白歌合戦で審査員を務めたエピソードも紹介。名探偵コナンの映画の主題歌を歌ったaikoさんが曲の最後に麻酔銃を撃ち、打ち合わせ通り審査員席でリアクションをとったもののテレビに映らなかったことを明かし、笑わせた。 作中に名前が載る権利の抽選で当選した高知県香南市の会社員(36)は「夢を見ているよう」と興奮冷めやらぬ様子で話し、青山さんは「引き続き盛り上がれるような話を描きたい」と意気込んだ。 イベントは「青山剛昌ふるさと館」が事務局のマンガ寺子屋実行委員会が開催し、今回で13回目。参加者は応募者3819人から抽選で選ばれた。