駅伝部ユニホーム贈る 南房総中の開校に向け 弘済会千葉支部(千葉県)
南房総市の千倉中と白浜中が令和6年4月に統合され、「南房総中学校」となるの前に、公益財団法人日本教育公務員弘済会千葉支部(千葉教弘)は、南房総中の駅伝部ユニホーム21着を製作し、両校の駅伝部員らへ贈呈した。元五輪選手の髙瀬慧選手(35)による講話もあった。 千葉教弘は、県内の幼保施設や学校を対象に、さまざまな支援活動を行っている団体。この一環として、合同会社キッズサプライズジャパンの共催で、子どもたちにオリジナルユニホームを贈っている。今回は、生徒らに春から新しいスタートを切ってもらおうと、両校の駅伝部が選ばれた。 贈呈式では、大竹誠司支部長があいさつで「それぞれの学校に長い伝統と文化があると思う。新たな伝統を南房総中としてつくっていってくれたら」と激励。 サプライズゲストとして、陸上男子200メートルでロンドン、リオの五輪2大会に連続出場した髙瀬選手が登場。両校の部員らに、「MINAMIBOSO」の字が入った青いユニホームを、1着ずつ手渡した。 白浜中駅伝部員で生徒会長の小川ひかりさん(2年)が、生徒を代表してお礼。「このユニホームを着て、共に夢や目標に向かうことを想像すると、今からわくわくする」と感謝を述べた。 式後は、髙瀬選手が講話。夢に向かって楽しみながら努力することの大切さ、練習方法などを語り、両校の1、2年生141人が耳を傾けた。