本田望結「共演経験もなかったのですが…」神木隆之介からのオファーで“朝ドラ”初出演
俳優・フィギュアスケーターの本田望結が、2023年12月に都内で行われた「オスカープロモーション 2024年新春 晴れ着撮影会」に参加。今回は紺色の地色にアンティーク感あふれる洗練カラーでまとめた古典柄が印象的な振り袖を着て登場した本田に、念願の連続テレビ小説初出演となった「らんまん」の撮影について、“10代ラストイヤー”に突入した今思うことなどを語ってもらった。 【写真】袖を広げてポーズを決める本田望結の全身ショット 「オスカープロモーション 2024年新春 晴れ着撮影会」は、芸能事務所「オスカープロモーション」が毎年12月初旬に開催する、所属タレント・俳優が色とりどりの美しい晴れ着姿を披露する恒例イベント。2023年は本田の他、小芝風花、高橋ひかる、宮本茉由、井本彩花、井頭愛海、尾碕真花、玉田志織、大角ゆき、ギュナイ滝美、近藤結良の計11人が参加した。 ■「初めてと言っていいほど、大人になったなと実感しました」 ――今年の晴れ着のポイントは？ 今回は紺色の晴れ着を着せていただきました。これで11回目になるのですが、このような渋めでダークな色合いは初めて。最初のころは七五三のお着物だったこともあってピンクか水色かの明るい色だったので、こんなに大人な色も選ばせていただけるような年齢になったんだなと。初めてと言っていいほど、大人になったなと実感しました。 ――大人といえば、いよいよ10代ラストイヤー。10代から20代になることについて何か思うところは？ 月並みですが、20歳になるとお酒が飲める…くらいしか浮かばないです。でも小さい頃からの夢だった、「20歳になったら両親と乾杯する」を叶えられるのが、あと半年に迫ったと思うとワクワクしてきましたし、早く時間が過ぎたらいいなと思っています。 ――そういえば、前回の晴れ着撮影会では普通自動車免許を取った話もされていましたが、今も運転はしていますか？ 実家に帰ったときに父に横に乗ってもらって運転しています。まだ一人で運転するのはちょっとドキドキしちゃうので、家族の誰かに乗ってもらって運転しています。 ――2023年の「新語・流行語大賞」の年間大賞が「アレ(A.R.E.)」でしたが、それにちなんで2023年に一番アレだった(優勝するぐらいうれしかった)出来事は？ 一人暮らしを始めたことです。いつかもっと時が経ってから、「2023年に一人暮らしを始めたな」と絶対に覚えている大きな出来事だと思います。もし、今後もっと大人になってから私の人生で「節目だった年はいつ？」と聞かれるとしたら、間違いなく「2023年です」って答えるだろうなというくらい、大きな1年になりました。 ■神木に握手を求められ「役割を果たせたのかなと思いました」 ――「らんまん」で“朝ドラ”初出演したのも大きかったかと思いますが、朝ドラを経て得たものは？ 朝ドラに限らず一つの作品に携わらせていただくと大きく変化があるものなのですが、朝ドラに関しては主演の神木隆之介さんから私の名前を挙げていただき、出演させていただきました。初めての経験で、私の演技次第では神木さんにご迷惑がかかるような役柄でしたから、とても大きかったですね。 それまで神木さんと共演経験もなかったのですが、それでも私の名前を挙げてくださったのはうれしかったですし、撮影が終わった後に「ありがとう！」と握手をしてくださったとき、役割を果たせたのかなと思いました。こういうふうに皆さんと一緒に同じ目標に向かって作品を作るということが好きで小さい頃からずっと続けてきたんだなと再認識できました。 ――そして年始の掲載ということで、本田家のお正月事情は？ 本田家は、毎年祖父母含めて家族みんなでおせちを食べて、初詣に行きます。お参りに行くまでに長い階段を登るんですけど、誰が一番早く登れるかという競争を暗黙のルールでしています。誰も「よ～いスタート！」って言わないんですけど、いつの間にか早歩きになっています(笑)。最近は結構母が一番乗りすることが多いので、今度こそ母を抜いて、勝てるようにしたいと思います。 ――こちらもお正月っぽく、本田さんの開運方法があれば教えてください。 家族と会うことですね！家族と会うと元気になるし、家族の笑顔を見ると「この笑顔のために毎日頑張っているんだ！」と再認識できるので、これからも何か選択肢が出て迷ったときは、家族が喜ぶほうはどっちだろうと思って選んで生活できるようにしたいです。 ――最後に“2024年の誓い”を一つお願いします！ 20歳になって両親と乾杯するのが夢なので、これは絶対叶えたいです！ ◆取材・文＝月島勝利(STABLENT LLC)／衣装協力：ジョイフル恵利、振袖ハクビ ※記事内、高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記
