敦賀港着岸の貨物船内で殺人未遂事件 ミャンマー国籍の船員を逮捕 口論から同僚を工具で刺す
敦賀港に着岸中のパナマ船籍の貨物船内で、同僚の男性を工具で突き刺したなどとして4日、ミャンマー国籍の船員の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、パナマ船籍貨物船の機関員でミャンマー国籍の、ウィン・ピィエー・ソン・トゥン容疑者(28)です。 敦賀海上保安部によりますとソン・トゥン容疑者は4日午前4時ごろ、敦賀市鞠山北C岸壁に着岸中のパナマ船籍貨物船「WORLD REI」(総トン数4万1264トン)機関室内で、同僚のミャンマー国籍の男性(26)と何らかの原因で口論になり、船内にあったドライバーのような工具で、男性の右の首や脇腹を複数回突き刺した疑いが持たれています。被害者の男性は意識があり、病院で治療中です。 ソン・トゥン容疑者は刺した事実は認めていて、敦賀海上保安部が口論のいきさつなどを調べています。
福井テレビ