兵庫県知事選公示 斎藤前知事ら7人が立候補&第一声 11月17日投開票
パワハラ疑惑などを巡り県議会で不信任決議を受けた斎藤元彦前知事の失職に伴う県知事選が31日告示され、いずれも無所属の前参院議員清水貴之氏、元尼崎市長稲村和美氏、再選を目指す斎藤氏ら過去最多の7人が届け出た。投開票は11月17日。 【写真】神戸市内で選挙活動をする前知事の斎藤元彦氏(中央) 疑惑を否定した上で県民の信を問うとして出馬した斎藤氏。神戸市内の広場で開いた出陣式では、100人を超える聴衆に行財政改革などの実績を強調し「改革を止めるわけにはいかない」と気勢を上げた。 市長経験をもとに県政刷新を掲げる稲村氏は、県庁前での第一声で「事実解明より告発者捜しを急いだ」と斎藤氏の対応を批判。「職員が本来の力を発揮できる風通しの良い県庁にしていかなければ」と訴えた。 元アナウンサーの清水氏は幅広い支援を求め日本維新の会を離党。市内の事務所前で「対話で県政を立て直す」と支援者にあいさつした。