リヴァプールは「後悔する」?スタッツ面で圧倒もマン・Uとドローに英解説陣の見解は…
イギリス『スカイスポーツ』の解説陣は、マンチェスター・ユナイテッドvsリヴァプールについて持論を展開した。 【動画】遠藤航、マン・U戦で見せたボール奪取&パス プレミアリーグ第32節で、マンチェスター・Uと敵地で対戦したリヴァプール。23分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、前半は何度も決定機を作ったものの、1点リードのまま折り返す。すると、後半開始早々にミスも絡んでブルーノ・フェルナンデスのロングシュートから失点、さらに65分にはコビー・メイヌーのスーパーゴールで逆転を許した。それでも終盤にモハメド・サラーがPKを沈め、2-2で試合を終えている。 ドローに終わったため勝ち点71となり、得失点差の関係でアーセナルに首位を譲ることになったリヴァプール。『スカイスポーツ』のデータによると、リヴァプールはこの試合でゴール期待値(xG)「3.59」を記録したのに対し、相手のxGを「0.71」に抑えていた。さらにシュート28本、CKを11本、ポゼッション率62.1%を記録したものの、最終的に勝ち越すことはできなかった。 試合後、ギャリー・ネヴィル氏は「リヴァプールの観点から見ると、(延長戦の末に敗れた)FAカップでの対戦と全く同じだ。無駄が多く、浪費してしまった形だろう。(結果を)後悔することになるだろうね」と指摘している。 一方でリヴァプールOBでもあるジェイミー・キャラガーは、「順位表では依然として良い位置にいる」としつつ、以下のように続けた。 「マンチェスター・Uと敵地で対戦することがどれほど難しいか、過小評価してはいけないよ。マン・ユナイテッドはこの試合の70~80%の時間ひどかったと思うけど、それでもスコアは2-2だ。ピッチ上ではクオリティの違いは見られたし、スタッツもそれを裏付けるだろうけど、この試合で(リヴァプールが)『自分たちが勝った』と感じるポイントには到達していない」