三菱「トライトン」で清水和夫が開発ボス増田氏&ラリーアート増岡氏とオフロードを走った!
2023年12月21日より先行注文を開始し、1ナンバーながら予想を上回る人気を得ている三菱自動車の世界戦略車「トライトン」。ようやく公道での試乗の機会を得たが、まずは本領を発揮できるオフロードステージで国際モータージャーナリスト・清水和夫がアクセルを踏む。その走らせ方講師はトライトン・チーフプロダクトスペシャリストの増田義樹氏。そして三菱ラリーと言えばこの方、増岡浩氏が助手席に乗り込む。 IMPRESSION:清水和夫(Kazuo SHIMIZU)/MOVIE:StartYourEnginesX/ASSIST:永光やすの(Yasuno NAGAMITSU)
トライトン開発ボス・増田義樹氏とヒルディセントを試してみる
清水:三菱トライトン・ディーゼル、ピックアップ系の四駆。ついに公道で走れる時が来た。 去年、音更(※おとふけ/三菱自動車・十勝研究所[北海道河東郡])で乗ったんだけど(※帰ってきた三菱新型「トライトン」ディーゼルを清水和夫が一足お先に堪能!「本物のハードボイルド4WD」)。 増田:乗っていただきましたよね! 清水:こちらは、チーフプロダクトスペシャリスト、いわゆるチーフエンジニア。開発で一番偉い人、増田義樹さん。 増田:よろしくお願いいたします! 清水:サイドブレーキいいね! EPB(Electric Parking Brake)じゃないところが。じゃ出発! 今、四駆モードになってるんだっけ? 増田:はい、4LLc、センターデフがロックになっています。 ※ドライブモード NORMAL(ALL)=さまざまな路面環境や走りに幅広く対応する走行性能と燃費をバランスよく発揮。 ECO(2H)=アクセルペダルのレスポンスを穏やかにし、エコで経済的な走りをサポート。 GRAVEL(未舗装路/4H)=砂利道未舗装路の他、豪雨の際でもトラクション性能を高め高い安定性を実現。 SNOW(氷雪路/4H)=滑りやすい路面でも安心感が高く、かつドライバーの意図通りの走りを実現。 MUD(泥濘/4HLc)=ぬかるんだ路面などの悪路でスリップを制御。高い安定性と脱出性能を発揮。 SAND(砂地/4HLc)=砂地で力強く安心感の高い走りを実現。 ROCK(岩場/4LLc)=岩場や凹凸のある路面でパワフルで安心感の高い走行を実現。脱出性能を発揮。