大谷翔平が満塁から走者一掃二塁打 5打数2安打3打点 4試合連続マルチ
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は19日、デンバーでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。5打数2安打3打点、1三振で打率は3割1分7厘。4試合連続のマルチ安打をマークした。 【写真】ロッキーズ戦の2回、3点二塁打を放ち塁上でポーズをとる大谷 17日のロッキーズから1番に座ると、ドジャース打線が急上昇。前日18日は土壇場九回に5点差を逆転して勝利。大谷も4年連続20号と、九回に勝ちにつなげる安打を放った。1番打者3試合目もらしさを発揮した。 相手先発は今季まだ1勝の右腕フェルトナー。一回の第1打席は初球のフォーシームを高々と打ち上げ、三塁手のフェンスにぶつかりながらの好捕にあって三邪飛。 3点を先行された二回2死満塁の第2打席では、3球目に投じた96マイル(約155キロ)のフォーシームを逆らわずに左中間へ打ち返し、走者一掃の同点タイムリー二塁打。二塁塁上でお決まりの〝キケ・ダンス〟を披露。3打点で49打点に伸ばした。二塁打は今季21本目。この日は大谷、フリーマンの1、2番コンビ。フリーマンの技あり右前打で一時勝ち越しのホームを踏んだ。 四回2死走者なしの第3打席はフォーシームに三ゴロ。六回2死走者なしの第4打席は2番手右腕ミアーズの低めカーブを鋭い打球で右前安打。6-6に追いつかれた八回2死一、二塁のチャンスでの第5打席は、3番手右腕バードの低めスライダーを見逃し、3球で三振。ダッグアウトに戻るとすぐさまタブレットで確認しているシーンが見られた。 試合は九回、4番手右腕ラミレスがロッキーズ打線につかまり、1死一、三塁から1番ドイルに中犠飛を打たれて6-7でサヨナラ負けした。