『室井慎次　敗れざる者』『生き続ける者』スーパーティザー映像では室井に事件の影が忍び寄る

1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。その最新作となる『室井慎次　敗れざる者』(10月11日公開)、『室井慎次　生き続ける者』(11月15日公開)の2部作から、最新のスーパーティザー映像が到着した。 【写真を見る】“青島と室井の約束”から27年の時を経て、「踊るプロジェクト」が再始動！ テレビシリーズの放送後、1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えのヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線　THE MOVIE2　レインボーブリッジを封鎖せよ！』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経ったいまもなお、実写の邦画作品における興行収入記録の頂点に君臨している。 そして今回、さらなる最新映像、スーパーティザー映像4が解禁。池の前のデッキでくつろぎ、秋田犬と散歩する室井の故郷での穏やかな生活から一転、なにかと室井たちの噂話をし「あんた、ここに来たわけは？」、「あんたがいると迷惑だ、出ていってくれ」、「いつ出ていく？」など明らかに室井たちを拒否する地元住民たちが続々と登場。静かに暮らすことを望む室井に対し、故郷は厳しく、次第に地元住民たちとの軋轢が生まれていく。そして、地元住民の会話のなかで室井と暮らす謎の少年たちの素性も明らかに。映像後半には「花が枯れていた…」という室井の通報により、状況はさらに一転。のどかな故郷の暮らしにはそぐわないおびただしい数の警察官、ヘリや警察車両。室井のまわりに事件の影が忍び寄る様子が緊張感たっぷりに活写される。 「踊るプロジェクト」の壮大さに期待がますます高まる今回のスーパーティザー映像。今後の続報からも目が離せない。 文/スズキヒロシ