吉田麻也“パリ五輪の審判問題”に言及「オフィシャルで不正するのは相当難しいんじゃないかなと思います」
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 8月17日(土)の放送では、先日閉幕した「パリ2024オリンピック(以下、パリ五輪)」について語りました。
吉田:オリンピックでは、いろいろな競技で(審判の)判定が話題になりました。柔道でのルーレット(※柔道混合団体戦で代表戦の出場者を決めるデジタルルーレット)なんかもそうですね。ただ、僕も何回かオリンピックに出ていますが……正直、オフィシャルで不正するのは相当難しいんじゃないかなと思います(苦笑)。 なので、審判は……スポーツの一部として捉えなきゃいけないのかなと思います。僕自身、審判に助けられたことも、そうじゃなかったこともあります。サッカーではVARが導入され、だいぶフェアになってきていますが、それでも(試合中に)“ん!?”と思うような判定はあります。でも、それも踏まえてスポーツの一部なのかなと僕は思います。 また、オリンピックのような大きな大会になると、審判だけじゃなく選手やチームへの批判・誹謗中傷も目立ちます。選手の立場としては、日本を背負って戦う以上、ある程度の批判は受け入れないといけないというか、心の準備をしないといけないとは思いますが、最近は度を超えすぎているので、何かしらの対策を取らないといけないのではないかと考えています。 とはいえ、オリンピックは本当に楽しく観させてもらいました。オリンピックのなかでは柔道を観るのが結構好きなんですよ。やっぱりかっこいいですし、あのバチバチ感がたまらないですよね。 サッカーは残念ながら(男女ともに)メダルには届きませんでしたが、女子は予選で非常にいい戦い方をしていたし、男子も強豪国のスペインを相手によく戦ったんじゃないかと思います。この経験が必ず選手のプラスになると思うし、それが日本のサッカー界にとってもプラスになると思っています。 あと、オリンピック選手の涙は素敵だなと思いますね。人生を懸けて戦っている選手たちの涙は美しい! と本当にいつも思います。(オリンピックだけで)選手人生が終わるわけではないので、これからも各競技の選手たちには、ますます頑張ってほしいと思いますし、僕も刺激を受けたのでもっと頑張りたいなと思いました! (TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」2024年8月17日(土)放送より)