【Mリーグ】「危険度の高さが分かるレアケースでした」リーチを受けた私の打牌選択
【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】4月11日第1試合 東2局2本場=岡田紗佳(サ)、浅見真紀(ド)、二階堂瑠美(風)、伊達朱里紗(格) KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。8日からセミファイナルが始まりました。サクラナイツはちょっと厳しいスタートとなりましたが、(先週終了時点で)5分の1を終えただけで、ボーダーとのポイント差も開いてないので、まだまだこれからという気持ちです。ただこれからが正念場だと思いますので、チーム一丸となって気を引き締めてファイナル進出を目指します。 今週はリーチを受けた時の私の打牌選択について書きます。8巡目に上家の伊達選手から6索を切ってのカン3索リーチが入ります。私は現物の8索、1枚切れの南と切った後、手の内は当たり牌の3索以外は全て無スジとなりました。 ここで選んだのはスジの3索ではなく、トイツの1萬でした。最後まで3索を切らず、流局となりました。 その理由は今回の特殊性にあります。伊達選手は3巡目に8索、6巡目にドラの東を切ってから宣言牌は6索です。ドラの後に出てきたということで、6索が関連牌である可能性は高いですね。 一方、私からは5索が早々に4枚見えで、この6索って何に必要だったのだろうと考えました。伊達選手が5索を持っているわけはないので、566から6を切っての47索待ちは絶対にありえません。ポイントは河に8索が切られていることで、索子であるとしたら下の方になります。446索から6を切って別のところでリャンメンという可能性もありますが、4索もすでに2枚切られており、その可能性もグッと下がります。 となると最も考えられるのは、索子を246と持っていて、6を切ってリーチということなのです。索子246から先に3が埋まって6索切りリーチということもありますが、3索も私の目から3枚見えており、可能性は薄そうです。 もともと自分の手牌はあまり良くなく、本来だったらもうちょっと控えめな進行をするのですが、早々に5索が4枚見えたことによりトイツの3索が安全牌候補になるので、どこからリーチが来ても対応できるかなという感じで進めていました。ところが唯一、この6索切りリーチだけは話が違う、この瞬間に安全牌が何もなくなったと。体感で5割以上はカン3索が当たると思っていました。 基本的にリーチの待ちってそう簡単に特定できないんですけど、今回は先に8索が切られ、5索が4枚見え、さらに4索も2枚見えという条件が揃ったからこそ、カン3索の確率が高いというのが分かる、レアなケースでした。
岡田紗佳