ぬかるんだ学校田でも大丈夫 力強さにびっくり 児童が馬耕体験
長野県の開田高原、すきを使って耕す
長野県木曽郡木曽町開田小学校の5年生9人が25日、同校の田んぼ約3アールで木曽馬を使ってすきを引く馬耕を体験した。木曽馬は日本の在来場の一つ。児童はぬかるんだ田んぼをものともしない木曽馬の力強さに目を丸くしながら作業を楽しんだ。 【写真】伝説の木曽馬、これが全身骨格の標本
よく働いてくれるから大好き
開田高原の木曽馬の里・乗馬センターで飼われている14歳の雌「若菜」がすきを引いた。児童はセンター職員らに手伝ってもらい、体重約510キロの若菜の後に付いて真剣な表情ですきを操った。 体験は地元の馬耕の歴史を学ぶ目的。太田ひろかさん(10)は「すきを操るのが難しかった。よく働いてくれる木曽馬が大好き」と働きに感謝していた。