「Z世代」が発案!ホテルに〝推し活〟ルーム登場【長野・軽井沢町】
アイドルやアニメのキャラクターなどの応援を楽しむ活動のことを「推し活(おしかつ)」と言います。 その「推し活」に特化した部屋が軽井沢町のホテルの中にオープンします。 「好きなもの」を皆で楽しむ、「Z世代」のアイデアです。 星野リゾート「BEB5(ベブファイブ)軽井沢」の一室です。 うちわやペンライトを持ってスクリーンに向かって応援していますね。 これもいわゆる「推し活」の一つです。 「推しの誕生日祝いますよね」 Qそういうことをよくやる? 「そうですね、実際にやったことあります?」 「もちろんあります」 「私もけっこうやります」 「皆で集まって」 この部屋を提案したエンタメ事業会社の社長と「BEB5(ベブファイブ)軽井沢」の総支配人です。 ■BEB5軽井沢・鈴木ゆき総支配人(25) 「本当にトレンドとして私たちも気になっているところで「推し活」というワードがあったので、これは乗らないわけにはいかないなと」 「推し活」とは、好きなアイドルやキャラクターなどを応援して楽しむ活動。 グッズと一緒に写真を撮ったり、ライブ映像を見て盛り上がったり、様々な方法があります。 この部屋はプロジェクターに加えて飾りつけやペンライトなどがあらかじめ用意されているんですが、ホテルに作ったのは理由があります。 ■推しメーター・福島翔和社長(22) 「推しと一緒に旅行に行くというのが、今の推し活の主流だったりトレンドだったりするので、軽井沢ならではの風景とのコラボレーションが軽井沢でやることの意義」 実は「『推し』がいる」という人の割合は全世代で34.6%。 20代女性に限ると59%。 「推し活」は若者世代のトレンドなんです。 福島社長は高校生の時に「推し」が出来たそうです。 ■推しメーター・福島翔和社長(22) 「僕はとある配信者に出会って、そこから学校での悩みを相談できる機会があって、居場所があるっていうことを知ったのが僕にとっての心が変わったきっかけでして」 「推し」の存在が自分を救ってくれることがあるんですね。 今回の試み、星野リゾートの先輩たちはどう思っているんでしょう? ■星野リゾート先輩社員(30代) 「私自身は推しがいないのですが、推し活をしている語っている姿を見るとすごく微笑ましいし、平和な時が流れているなと」 ■星野リゾート先輩社員(30代) 「私5歳の娘がいて『すみっコぐらし』が好きなので、この部屋で一緒に、私は娘を推しているんですけど娘と一緒に推したいなと」 この「推し活ルーム」は27日から、ホテルの宿泊者が利用できるということです。