三浦大輔監督

　盛り上がったのは初回だけだった。DeNAは3日のヤクルト戦（横浜）で3―5と逆転負け。貯金は2に減り、阪神と入れ替わって3位に転落し、4位・巨人との差も0・5ゲーム差に詰め寄られた。 【動画】3試合ぶりの一発　牧秀悟11号3ラン 　初回に主砲・牧の11号3ランで幸先よく先制。しかしながら先発の浜口が序盤から制球に苦しみ、2、3回と1点ずつ返され、4回までに101球を費やした。結局、5回以降はリリーフ陣が5人の継投を強いられ、3―3の同点で迎えた9回二死一、二塁から森原がサンタナに勝ち越しの適時二塁打を浴び、ジ・エンド。打線も2回以降はわずか2安打で三塁すら踏めずゼロ行進が続き、追加点を奪えずに完全なガス欠状態に終わった。 　試合後の三浦大輔監督（50）は険しい表情とともに「いい形で先制はできたんですけどね、その後が…。2本かな。ヒットぐらいしか出なかったんでね。ちょっと追加点が遠かったですね」とコメント。浜口については「今日は、ちょっとボールのキレがなかった感じでね。しのいでしのいでというところで。よく4回でね。まあちょっと2失点でしたけれども、そこまでかなと思いました」と苦言を呈した。 　これでリーグ戦再開後の成績は9試合で通算5勝4敗。得意の交流戦では11勝7敗と貯金4で12球団中3位と健闘したが、ここ最近はやや足踏みしている。