JO1、『HITCHHIKER』初週売上50万枚超えで8作連続首位 リード曲「Love seeker」を紐解く
ライブでも澄んだファルセットを再現、JO1のパフォーマンス水準の高さ
イントロから鳴り続けるギターのリフは、ミニマルなループとなっており、楽曲の構造はソウルミュージックというよりもヒップホップの影響下にあるのも「Love seeker」の特徴です。それでいながら、ベースとドラムには生っぽさがある点も、このトラックに絶妙な塩梅をもたらしています。2024年の最新型のナイル・ロジャース歌謡であるとも言えるでしょう。 「Love seeker」では、メンバーが随所で澄んだファルセットを聴かせます。JO1はライブの生歌でもこの水準を保ち続けられるところがボーカルグループとしての大きな魅力です。 JO1の作品群の中でも、「Love seeker」は個人的に最も好きな楽曲になっています。その理由は、ソウルミュージックの歴史を踏まえた要素を散りばめていることに加えて、そういう要素と対峙してもJO1が堂々たるパフォーマンスを展開しているからなのです。 ※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/138386/2 ※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/138376/2 ※3:https://realsound.jp/2020/09/post-614371.html ※4:https://realsound.jp/2023/04/post-1304219.html ※5:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ded305c4a779a89b94363ddd2d4208af079bcbae
宗像明将