岡本喜八の特集第2弾は初期作品にフォーカス、「暗黒街」シリーズや「独立愚連隊」など
特集上映「映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol. 2」が、4月10日から26日にかけて東京・新文芸坐で開催される。 【画像】岡本喜八の監督デビュー作「結婚のすべて」の場面写真 新文芸坐では岡本喜八の生誕100周年プロジェクトの一環として、彼が手がけた作品を1年を通してスクリーンにかける。1月に行われた第1弾では、岡本が1960年代に手がけた時代劇と現代劇を上映。続く今回は初期作品群にスポットを当て、監督デビュー作「結婚のすべて」や、ハードボイルド活劇シリーズの「暗黒街の顔役」「暗黒街の対決」「暗黒街の弾痕」、戦争アクションを西部劇テイストで描いた「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」がスクリーンにかけられるほか、「若い娘たち」「大学の山賊たち」「地獄の饗宴」「月給泥棒」もラインナップされた。 4月21日には、「独立愚連隊西へ」の上映後にトークショーを実施予定。同作に出演した佐藤允の息子である映画監督の佐藤闘介、喜八プロダクションのプロデューサー・前田伸一郎、監督作「クラユカバ」において「独立愚連隊」シリーズの影響を明かしている塚原重義が登壇する。トークショーでは生前の佐藤允のインタビュー映像も上映。チケットは各回1週間前から販売される。スケジュールなどの詳細は新文芸坐の公式サイトで確認を。 ■ 映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol. 2 2024年4月10日(水)~26日(金)※13日、14日、19日、20日を除く 料金(1本のみ):一般 1500円 / 各種割引 1100円 料金(同日2本):一般 1900円 / 各種割引 1500円 ※新文芸坐独自システム・2本目割引を適用 <上映作品> 「結婚のすべて」 「若い娘たち(1958年)」 「暗黒街の顔役(1959年)」 「独立愚連隊」 「暗黒街の対決」 「大学の山賊たち」 「独立愚連隊西へ」 「暗黒街の弾痕(1961年)」 「地獄の饗宴」 「月給泥棒」