佐野勇斗、“2024年の顔”としてのプレッシャーと決意 目黒蓮との出会いが転機に
■“2024年の顔”に選ばれたことはプレッシャー ーー今回、日経トレンディが選ぶ「来年の顔」(2024年の顔)に選ばれた佐野さん。率直にどんな心境ですか? 佐野:本当にプレッシャーです(笑)。嬉しいですけど、2024年が終わったときに「あれ? 佐野、どうした?」って言われるのが怖いなって。頑張りますけどね。 ーー具体的に、どういうことを頑張りたいですか? 佐野:全部ですね。役者としても、M!LKとしてももちろん、SNSもそうだし、バラエティーとかもやりたいので。今、徐々に個人での頑張りがバラエティーに出ることにつながったり、そこからM!LKにつながって、M!LKとしてもバラエティーに出させてもらえるようになったりしていて。そのおかげでアリーナ公演もできたので、その輪が広がって、来年には花が開き始めたらいいなと思っています。そういう意味では、今まで以上に大変なところも出てくるかと思うのですが、ここは人生の分岐点だと思って、勝負をかけるつもりで頑張りたいです。 ーー話は戻りますが、“2024年の顔”ということで、今一度、自分のことをアピールするとしたら、どんなことをアピールしますか? 佐野:なんだろう……ここまでマルチに、いろんなことをやっている人間ってあまり多くないと思うので、何かをきっかけに「おもしろいな」と思ってもらって、好きになってもらえたら嬉しいなと思います。 ーーそういう人たちにまずチェックしてほしいものはありますか? 佐野:M!LKのYouTubeですかね。YouTubeやTikTokは、やっぱり頑張っているので。特にTikTokの「佐野飯」は「流れてくる」「見たことある」って言ってくださる人も多いので、そういうところから知ってもらえたら嬉しいです。 ーーありがとうございます。2024年の目標があれば教えてください。 佐野:アリーナツアーをやりたいです。「ドームツアーが目標」と言っているので、やっぱり徐々にステップアップをしていかなきゃいけないなと。 ーーどんどんステップアップしていくことで寂しいと感じてしまう人もいそうですね。 佐野:そうですね。そういう経験は僕自身もしてきたし、有名になりたいけど、恩も返したいという思いは矛盾しちゃうなって常々思っています。今回の横アリでは、常にファンの方々と近い距離にいられるようにと、演出を担当してくれた(塩﨑)太智が、メインステージをあまり使わないように考えてくれたんです。半分以上は、センターステージとか、トロッコや花道を使っていて、お客さんの近くに行けるようにしていて。だから、ドームに行っても、できるだけみんなの近くに行けるような意識は絶対にしていきたいなと思っています。僕自身はSNSを通してコミュニケーションを取るのも好きなので、ライブ会場が大きくなっても続けたいなと思っていますしね。今まで以上にもっとギアを上げて、頑張っていきます!
於ありさ