西予・野村で「乙亥大相撲」開幕 出身の風賢央ら熱戦、沸く(愛媛)
西予市野村地域で江戸時代から続く伝統行事「乙亥大相撲」が26日、同市野村町野村の乙亥会館で始まった。「昭和の大横綱」大鵬の孫の前頭王鵬関らを招いた稚児土俵入りなどが披露され、観客約2千人を楽しませた。27日まで。 初日は一般青年力士の団体戦や、全国唯一のプロとアマチュア力士の取組を実施。同市出身の幕下風賢央と三段目風佑城も熱戦を繰り広げ、会場を沸かせた。赤ちゃんの健やかな成長を願う稚児土俵入りでは、王鵬関と前頭湘南乃海関が登場し、25人を順番に抱えて四股を踏んだ。観衆は、笑顔を振りまく子や元気よく泣き叫ぶ子らに、温かな拍手を送っていた。
愛媛新聞社