30代ミニマリスト、100着以上の服を「年間30着」に。手放してよかった5つの変化
3:洗濯がラクになる
100着以上も服をもっていたときは、洗濯がおっくうでした。普通コースで洗う服、おしゃれ着コースで洗う服、クリーニングに出す服など、洗濯方法がバラバラだったからです。次第に洗濯方法が複雑な服は、着る頻度が減っていきました。 そこで、家の洗濯機で洗える服だけに厳選しました。とくにニット類は毛玉ができやすく、管理が面倒なので、手放しました。さらに、おしゃれ着用の専用洗剤も手放し、すべての服を洗濯用洗剤で洗っています。冬用のコートもクリーニングに出さず、家の洗濯機で洗ってしまいます。 服はデザインで選びがちですが、家で洗濯する方が、ズボラな私には管理がラクで合っていました。おっくうだった洗濯方法をひとつに絞ることで、心に余裕が生まれました。
4:ハンガーラックの風とおしがよい
小さなわが家にはクローゼットがなく、100cmほどの小さなハンガーラックがひとつあるだけです。ここに私と夫の服をかけています。基本的に服はたたんで収納ケースにしまっていますが、着る頻度が多い服やシワになりやすい服などは、ラックにつるしています。 もともと夫も服が少なく、ハンガーラックにかかっている服はふたり分で20着ほどです。 服と服の間隔が適度にあいているから、風とおしがよく、カビや匂いの心配がいりません。ラックから服を取り出すときにほかの服に引っかからず、サッと取り出せます。また、服同士の摩擦が減るからシワになりにくく、年じゅう美しい形を維持することができています。 なにより厳選された服だけが並ぶハンガーラックを目にするだけで、準備で忙しい朝でも気分が上がります。
5:一軍の服を毎日着られるので大好きな自分でいられる
「いつか着るかも」「やせたら着よう」という服がなくなり、もっているすべての服が一軍になりました。 毎日、一軍の服を着ていると不思議と自己肯定感が上がります。いつ人に会っても恥ずかしくなく、自信満々でいられるようになりました。 もちろん、30着ともなると服の回転率が高くなり、傷みやほつれも出てきやすくなります。でも、定番のシルエットの服ならいろんなお店で見つけやすく、買い替えしやすいです。縫い直せるほどのほつれなら、なるべく自分で縫い直します。 お気に入りだけの服に厳選されると、一着一着を大切にすることができます。服を手放しただけで、一軍の服を着こなす理想の自分になることができ、幸せを感じています。
村上はな