【広島】大瀬良大地が自身初ノーヒットノーラン達成「縁ないと思っていた」マツダスタジアム1号
<日本生命セ・パ交流戦:広島4-0ロッテ>◇7日◇マツダスタジアム 広島の大瀬良大地投手(32)がロッテを相手に自身初のノーヒットノーランを達成した。5四球を与えたものの、最後まで安打と得点は許さなかった。巨人が敗れたため、1日以来の首位に浮上した。 【写真】ノーヒットノーラン達成!大瀬良大地、新井監督と歓喜の抱擁 今季のノーヒットノーランは巨人の戸郷翔征投手(24)が5月24日阪神戦(甲子園)で達成しており、2人目。交流戦でもDeNA今永昇太が22年6月7日の日本ハム戦(横浜)で達成したのに次いで2人目だ。 大瀬良は、ヒーローインタビューで「こういうことには縁がないと思っていた。(9回は)ここまで来たら、みなさんの前で達成できたらと思っていました」と笑顔で振り返り、観客から大歓声でたたえられた。 広島の投手がノーヒットノーランを達成したのは、前田健太が12年4月6日DeNA戦(横浜)で達成して以来、12年ぶり。本拠地となると広島市民球場時代の99年5月8日中日戦に佐々岡真司が達成して以来、25年ぶりとなった。 なお、09年に開場したマツダスタジアムでノーヒットノーランが出たのは初めてとなった。 ▼大瀬良の投球内容=▽投球数129、三振2、内野ゴロ10、内野フライ3、外野フライ11、四球5 ◆大瀬良大地(おおせら・だいち)1991年(平3)6月17日生まれ、長崎県出身。長崎日大では3年夏に甲子園出場。九州共立大から13年ドラフト1位で広島入団。14年に10勝を挙げ新人王。18年は15勝で最多勝、勝率1位のタイトルを獲得し、リーグ優勝に貢献した。188センチ、94キロ。右投げ右打ち。