大学生が納豆容器をデザイン 折り畳み式、環境にも配慮
かきまぜやすく、手がべたつくこともなく、環境にもやさしい―。千葉大工学部の学生らが、納豆向け折り畳み紙パック容器をデザインした。食品メーカーにアピールし、実用化を模索したい考えだ。 紙パックは、中身を入れて畳まれた状態では納豆菌の活動を維持する通気性を残しつつ、乾燥を防げる。開けば側面が立ち上がって容積が大きくなり、箸でかき回しやすくなる。助言を求めた納豆メーカー社員からも好評価を得られたという。 円柱形やコーヒーフィルター形など、さまざまなデザインで試作。広げて手にしたときの安定感などを追求した。 昨年、日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン・ニューホープ賞に出品し、入選した。