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会社の顧客情報を利用して、女性に卑わいな内容が書かれたハガキを送り脅迫したとして逮捕・起訴された54歳の男について、県警はきょう、個人情報保護法違反の疑いで書類送検しました。 個人情報保護法違反の疑いで書類送検されたのは、元・電力関係会社社員の男（54）です。 警察によりますと、男は、去年12月から今年8月までの間に会社の個人情報データベースで女性の個人情報を検索し、女性の自宅に卑わいな文書を郵送した疑いがもたれています。 男は容疑を認めています。 男は会社の顧客情報を悪用して、20代から30代の女性に対し卑わいな内容が書かれたハガキを送り、自身と性的関係をもつよう脅迫したとしてすでに逮捕・起訴されていて、あすからはその裁判が始まります。 男は以前、電力関係会社に勤めていて、個人情報を扱う部署の管理職でした。 男は、東北6県と新潟県の契約者の個人情報を見ることができる立場だったということです。 被害者は20人以上に上るとみられています。 捜査関係者によりますと、男は動機について「相手が性的な内容を読むのを想像すると興奮する」などと供述しています。 県警が個人情報保護法違反の疑いで書類送検するのは、今回が初めてです。