AKB48チーム8の小栗有以、「まゆゆさんのアイドルらしさ吸収していきたい」
チーム8にはAKB48の次代を担う逸材が揃っている。従来の「会いに行けるアイドル」とは異なり、メンバーのほうから全国各地のファンに「会いに行くアイドル」がコンセプト。各都道府県から1人ずつ選出された47名で2014年にスタート、地域に根ざした活動でファン一人ひとりの心に元気を届ける。今回は関東エリア・東京都代表の”ゆいゆい”こと小栗有以をクローズアップ。15歳、高校1年生。AKB48の50枚目のシングル「11月のアンクレット」(11月22日発売)選抜メンバーに選ばれ、人気急上昇中だ。
好きだったAKB48のオーディションに友達と挑戦
「ちっちゃいころはわんぱくで、外で遊ぶのが大好きで、よく転んで絆創膏すごかったんですよ。授業も体育が一番楽しみで。小学校まではみんなでドッジボールしたり鬼ごっこしていたんですけど、中学に入ったらみんな大人になったのか、部屋の中でお話したいって感じで……」 儚ささえただよう清楚系のルックスからは想像つかないが、そもそもオーディションも学校の友達と受けるつもりだったとか。 「私を含め仲の良い4人で受けようって誘われたんですけど、でも他の3人はちょっとノリでふざけて言ってたんです。私だけが本気にしていたので、家族にも話をしていて、おばあちゃんが、『やってみたら』って背中を押してくれて」 芸能人になろうとは最初は思っていなかったが、AKB48は好きだった。 「『ヘビーローテーション』をテレビで観て、(大島)優子さんをかっこいいなと思ったり、前田敦子さんとか、ほかの先輩方もすてきだなと思って。検索して動画観たり、友達と学校でAKB48の話をしたり。キラキラ輝いていて、テレビ越しでも自分も笑顔になれました」
アイドル活動と高校生活の両立
チーム8で人気を獲得し、1月にはソロコンサートも開いた。アイドル活動が本格化するなか、高校生活との両立はなかなか大変そうだが。 「友達がやさしくて、先生ふくめて支えてくださって。休んだ日は、友達が私の分もノートに書き留めてくれたり助けられています。中学までは英語が得意でしたが、高校になって難しくなってきて、いまは理科と数学が得意です。理科は実験して解くのが好き。あと、国語の漢字はがんばっています。台本とか、いろいろな面で読む機会があるので」 オフのときは、どう過ごしているのだろう。 「短時間のオフだったら、自分の出ているファッション誌の『LOVE berry』を読んだり、寝てます(笑)。丸一日あれば、お姉ちゃんとスイーツを食べに行ったり、映画や遊園地にもたまに。あと、塾に行くときもあります。一人で温泉に行くのも好きです」 そして最近は、茨城県代表のメンバー、岡部麟と猫カフェに行ったという。 「1時間ぐらいネコちゃんと遊んでました。かわいかったです。ネコちゃんは自由なので、寝てるネコちゃんが多かったんですけど、その寝てる姿がかわいかったですね。親戚のおばあちゃんがミニチュアダックスフントを飼っていて、犬のなかではその子が一番好きなので、もし自分が飼うとしたらネコちゃんかな、って」