1軍の“主力”になれない…?巨人、出場機会に飢える選手(4)早くもファーム暮らしに…?
プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも、所属する球団の戦力状況によって一軍での出場機会に恵まれない選手も少なくない。王座奪還を目指す読売ジャイアンツは、昨オフに積極的な補強を行い、投打ともに戦力が充実している。ここでは、一軍での出場機会に飢える巨人の選手を紹介したい。
泉口友汰
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/80kg ・生年月日:1999年5月17日 ・経歴:大阪桐蔭高 - 青山学院大 - NTT西日本 ・ドラフト:2023年ドラフト4位 即戦力の内野手として入団し、期待通りルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たした泉口友汰。しかし、プロの壁に跳ね返された。 大阪桐蔭高では3年春に正遊撃手として甲子園優勝を経験。その後も青山学院大、NTT西日本と名門チームで活躍し、2023年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。 今季のオープン戦は15試合出場で打率.212に終わったが、内野の全ポジションをこなす守備力が買われて開幕一軍メンバーに抜擢。 4月14日にプロ初スタメンを勝ち取ると、三遊間を抜けそうな打球を好捕するなど持ち前の守備力を発揮。正三塁手・坂本勇人の休養日などに、積極的に起用された。 しかし、打撃では惜しい当たりもあったが、11打数でノーヒット。同月19日に一軍登録を抹消された。 5月7日に再昇格後はプロ初安打を記録したが、打撃面で依然として苦しんでいる。 また、巨人の内野陣は不動のメンバーとなっており、中山礼都といった若手も控えるだけに、攻守に渡って結果を残していきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部