島根の味が詰まったおにぎりを試作 大阪・関西万博で日本の「ごはん」のおいしさ伝えるPR役に
山陰中央テレビ
開幕が2025年に迫った大阪・関西万博で、万博にブースを出展する大手炊飯器メーカーの企画として、島根県産の具財を使ったおにぎりが販売されることになっています。こうした中、そのおにぎりの試作会が13日に松江市で開かれました。 ユニークなおにぎり企画を進めているのは、大阪に本社を置く「象印マホービン」で、大阪・関西万博に出展するブースを会場に、日本のごはんのおいしさを伝え、ごはん好きを増やそうと、自社製品で炊き上げたご飯を使っておにぎりの店を開く計画です。 このため現在、試作品を作るワークショップを全国6か所で開催していて、松江市で開かれたワークショップには、生産者や飲食店経営者などが参加しました。 坂西美香アナウンサー: こちらには、焼きサバやしじみなど島根県産食材がずらりと並んでいます。この中から“島根の味”として販売するおにぎりを作っていきます。 持ち寄られた島根県産の食材は約30種類。3チームに分かれて好きな食材を使い、“島根のおにぎり”を作ります。各チームで個性あふれるおにぎりが完成すると試食しました。 参加者: すごくおいしいです。山椒オイルが効いています。島根っぽさが出ています。 参加者: しじみとタコのアヒージョです。島根の美味しさが詰まっているので、全部(万博に)持っていきたいくらい。 象印マホービン新事業開発室・岩本雄平室長: (島根に)色々な食材があるというのは、なんとなくはわかっていたんですけど、今回取材させていただいて、改めて幅広く色々なものがあるんだなということがわかったので、世界各国の皆さんにもお伝え出来たらと思う。 島根のおにぎりの具材は、年内には決定する予定だといい、2025年の本番では、大阪外食産業協会パビリオンの「象印マホービン」ブースで8月中旬から9月中旬に販売されるということです。
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