作業を分担して記事を書き込み、壁新聞を作る児童たち＝目田町の漕代小で

　松阪市子ども会連合会（瀧本実三会長）は20日午後1時から、三重県松阪市目田町の市立漕代小学校で、壁新聞作りを行った。夕刊三重新聞社から記者を講師として招き、同小校区の児童たちが地区ごとに1年間の出来事をまとめた。 　毎年の恒例行事で、例年、開催場所の同小校区の子供たちが多く参加している。この日は46人が集まった。 　初めに同社の来光勇輔記者（40）が、記事は「いつ、どこで、何があったか」から書き始めることを説明。その後、伊勢場、高木、早馬瀬・目田、法田、横地、稲木の地区に分かれて制作に取り組んだ。 　事前に準備した写真を使い、レイアウトや飾り付けにこだわりながら、キャンプや水生生物観察会の様子を色とりどりにまとめた。 　3年の松本美由さんは「文字をきれいに書くのを頑張った。家でパパと書く記事を考えてきた。まあまあいい感じに出来た」と一生懸命に取り組んだ手応えを話した。 　6年の松本花果さんは「みんなで協力して作る機会があってよかった。飾り付けや文章を書くのに苦労した。文の終わりを『です、ます』で書くのに慣れてないので難しかった」と苦労を乗り越えた達成感を語った。 　出来上がった新聞は、11月10日の同小文化祭、来年2月2日の同連合会主催のオセロ大会で展示される。