みちのくで小林美駒が大暴れ! 自身初の1日3勝&メインV「リーディングをとれるように頑張りたい」
21日の福島11R・福島中央テレビ杯(4歳上2勝クラス=芝1200メートル)は、小林美駒騎手(19=美浦・鈴木伸)騎乗で9番人気のアシャカタカ(牡4・鈴木伸)が逃げ切り勝ち。勝ち時計は1分08秒7(良)。 【写真】艶やか!競馬場では見られないレアショット 小林美はこの日、5、7レースに続いて自身初となる1日3勝の固め打ち。今年のJRA11勝目(通算21勝)はデビューした昨年の10勝を早くも更新し、減量のない特別並びにメイン、2勝クラス以上のレースも初めての勝利となった。 小林美は「ずっと乗っていた馬ですし、前回(1勝クラス=1着)は(武)豊さんが乗って勝ちましたが、うまく逃げるのがこの馬の持ち味だと思っていました。今回は特別戦でクラスも上がりましたけど、その形(逃げ)でと思っていて、思った以上に馬が頑張ってくれました。最後はかわされそうだったけどよくしのいでくれました」と喜びを口にした。続けて「(自身が)初勝利を挙げた思い入れのある馬で勝ててうれしいです。丹内さんがリーディングで、自分も狙っていましたし、獲れなくて悔しいですが、この経験をバネに来週からの新潟に生かしたい。(新潟は)地元ですし、千直でも勝ちたいし、リーディングを獲れるように頑張りたい」と2着の差で福島リーディング獲得こそならなかったが、開催替わりとなる次週からの地元・新潟を見据えた。 減量のない特別レースで58キロを背負って勝つのも初めて。「この馬で勝てたことがうれしいです。ずっと4キロ(の減量)をもらって、斤量差がない中で勝てたのは馬のおかげ。これからも人馬ともに怪我のないように競馬に向き合っていきたい」と笑顔がはじけた。
東スポ競馬編集部